ごみ

人が生活すればごみが出ます。
そのごみは清掃員の方が集めて処理してくれます。
こういったための税金ならば喜んで?出します。
むしろ、議員の給料を清掃員の給料に回せと。

ごみの処理の仕方は不燃・可燃・瓶・缶など色々有りますが、収集する時は分別している事が条件です。
当然の事ですが、ごみを出す物は分別作業をしてから出す必要と言うか義務があります。
行政によっては分別せずに処理が出来る溶鉱炉を持っているらしいですが、一般的には分別処理です。

普通に生活していれば判りますが、ごみの発生する量は予想以上です。
頑張ってごみ発生量を減らしている人もいますが、一応統計では平成17年で約1kg/日・人です。
でもこれは重さなので、嵩にしたら1週間で45リットルのごみ袋分くらい発生しているのではと思います。
このごみを処理する労力は大変で、ごみの発生量を減らすように努力しているのは明らかです。
店舗では買い物袋を減らしたり、簡易包装にしたりしています。建設現場では完全に分別処理(かなり細かい部分まで)ですし、建設に直接関係無い職人の昼御飯のごみとかは現場で捨てる事はできず、各自持ち帰り処理するようになっています。これは大きな会社ほど強い傾向です。

このように社会全体としてごみに対する意識が強くなっており、また結構強い方法でごみを発生させる人間に「ごみに対する意識」を持たせるようにしています。

しかしこの前読んだ本で知り、気付いたのですが、サービス業ではごみの発生に対して「客に対して強く言えない」と言う立場を取るのが多いです。業務の形態からしたら仕方ない事なのかもしれませんが。

その中で新幹線の話しは色々と考えさせられるものがありました。
新幹線は1車両で約100人くらい座席数があり、車両数にもよりますが1列車で1000人を超える乗客が乗っています。その全てがごみを出す訳ではありませんが、1人当りコンビニの小さな袋程度のごみを出すと考えたら膨大な量です。それが各終着駅に運び込まれます。人間を移動していると同時にごみも収集移動している状態です。新幹線の場合は車内にごみ箱が有るので、その殆どを車内で処理している状態です。
読んだ本によると東海道新幹線の東京での折り返しに掛かる時間は22分ほど。これは20年くらい前の話ですから、今はもっと短くなっているかも。その間に乗客の乗り降りが有るので、車内清掃に掛けられる時間は15分有れば良いくらい。15分の間に車内のごみをまとめ、ごみ箱の処理をして、座席の整理をしてなど結構な作業をします。もちろん1人ではなく1車両4.5人くらいのチームでやっていますが。

東京駅の場合、車内のごみは車両床にあるハッチから線路に落して、ホーム下にある空間を移動して処理するようになっています。ですから車内整備をしていてもその発生したごみをホームで見ることはありません。しかし僕としてはそこまでしなくてもと思います。むしろ最近の風潮の様にごみの発生量や処理している姿を見せる事で、ごみの発生を抑える事を啓蒙させるべきではないかと思います。
また、その車内清掃員の人が「下手にごみをまとめないで、そのまま散らかせて置いた方が助かる」と言う言葉が印象的でした。その真意は「きちんと分別してあるごみは良いが、していないでまとめられるとわざわざ開封して分別する手間が発生する。ならば下手なことはしないでそのままにして欲しい」です。ある意味幼児に対する状態かと。

細かい内容は抜きとしても、単純に1時間に10本近く、1日で150本近くは東京駅に到着している新幹線に上記の様なごみが持ち込まれている事自体が凄いです。もしかしたらそこら辺の中小都市のごみ発生量より多いかも。しかもそれを処理しているのはJR。まあ、最終処理は行政のごみ処理場ですが。

話は変わりますがごみ処理で思い出したのが、夜にごみ収集をすると言うこと。
夜中にごみ収集車が廻る事で防犯にもつながるし、早朝にごみ出ししないのでカラスなどの影響も少ないなど色々と利点が多いらしいです。ただ欠点としては騒音でしょうか。
大規模な集合住宅や店舗などはあまり騒音の問題は影響なさそうですが、確かに戸建住宅街は厳しそうです。

ごみ自体は人間が生活すれば必ず発生するものなので、その付き合い方は色々考えなければならないと思います。現在では今までのやり方を踏襲している状態です。それを一気に換える事は出来ませんが、様々な方法を考えなければいけないと思います。