ほんとうの環境問題

ISBN:978-4-10-423104-1
養老孟司氏と池田清彦氏による環境問題に対する本。それぞれが1章を受け持ち、最終章で対談してまとめられている。
取り上げられている事は、地球温暖化や京都議定書・ゴミ袋問題・ペットボトル問題・エネルギー問題など色々。
内容としてはそれぞれの問題について改善策を考えるというより、それに対する考え方、それも色々なことを含めた大きな視点からの考え方を述べています。
CO2排出量などでも日本がいくら頑張っても、その頑張りを比べにならない位に無駄にする勢いで中国などが排出している。また、国の産業や経済状況などを考え削減量(京都議定書)に応じない国がいる。そういった国に対して働きかけもしないで、小さな自己満足だけで頑張っていても意味が無いのではないか。またそれによる経済効果も疑問が出る。もちろん環境に対して配慮し行動を起こすことは大事だが、それだけに注目して全体を考えないのはいけないのではないのか。市民団体レベルではそれでも良いのだが、日本という国家としては全体的に考えて方向性を示さなければならないのではないか。
などと言った内容が書かれている。
やはりここでも日本の外交力の無さが問題になっている。
地球全体を考えるならば日本の努力も必要だが、比較にならないほど排出している国の状況を変える事の方が先決だろう。
どのような問題も全体から考えて「本当にそれが早急に重要か?」という視点で書かれている。また、基本的に環境問題というのは人間の都合の問題だと言うことも分かる。過去にも平均気温が現在温暖化で上昇すると言われている気温を超えた時も有ったが、実際には地球は残っている。生物も残っている。
ある意味屁理屈で環境問題から他の問題へ視点をそらさせているのだけど、現在ではその他の問題も重要であるしそういった考え方も必要。目の前の一つの問題だけで考えるのではなくて、全体を見て考えようというのが一番の主旨だと思う。
話しの土台となるデータもそれ程難しくなく、信頼の出来るものだから違和感が無く読む事が出来る。著者の2人は理系と言うことなのでそのデータを上手く活用している。
環境問題そのものに対しての本ではないが、環境問題を考える上では読んでおいて無駄ではない本だと思う。

この記事へのコメント

  1. CO2なんて窒息するまで出せばいい。
    そのうち氷河期がきますよ。
    人間含めて生き物なんて利己的だからね。
    じゃなきゃ、絶滅すればいいんだよ。
    人間が絶滅した地球をどこからか覗いてみたい。
    そうとういい感じなんだろうなぁー
    シーシェパードやらグリンピースやら泣いて喜ぶね。

  2. >>マナリシ
    そうなんだよねー、何気に今は氷河期に向かっているんだよね。温暖化言ってるが長い地球の周期から考えると氷河期に向かっている。
    もうね、そもそも人間にどうこうできる問題でないんじゃない?
    人間が絶滅した地球はどんな感じかなー?確かにそうとういい感じだと思うけど、両極端な結果だろうかな。人間が自然消滅的にいなくなって地球が綺麗な状態か、よく漫画とかで有るような核戦争でも起こって荒らし切った状態か。
    どちらにせよシーシェパードやらグリンピースが喜ぶね。
    でも自分たちの理想は自分たちが滅ぶっていう事に気付いているのかなー?多分気付いていないだろうなー。

  3. せきゆ~♪ なくなれー♪ 
    人類が絶滅して、、また猿が自我に目覚め、類人猿が生まれw
    人類が再誕生しw 文明がうまれw 宗教が生まれw
    でも、もう石油はないw
    1億年くらい早送りしてダイジェストでみたいねー。 たのしいねー。
    どうなるんだろーねぇーw

  4. >>マナリシ
    やっぱり石油か。
    木を燃やすとすぐ木がなくなっちゃうからねー。
    基本人間って限度が無いからw
    その流れで言うと気になるのはエネルギーより、文明や宗教だな。
    ダイジェストかー。
    そういえば昔MacG3を買った時に付属で付いてきたCDのサンプル動画が微生物から人類誕生までのイラスト(抽象画)の動画だったなー。確かクラッシックの「展覧会の絵」がバックで流れていた。