古い図面

最近仕事で古い図面を良く見ます。
公共の改修工事設計をやっていて、古いデータ化されていない図面をCADで描きデータ化するためです。
当然改修後の図面はCADで描くので、関連する所は自動的にデータ化するのですが。
現在の仕事は小学校の改修なのですが、古い図面は昭和40年頃、新しくても昭和63年頃の図面です。
当然全て手描き図面です。
手描き図面自体は今まで色々見ているので、そこらにある手描き図面では驚きません。
著名建築家の古い手描き図面とかを見たら興奮しますが。
そんな古い図面を見ていて思ったのは「図面って変わってないなー」です。
もちろん手描きからCAD化して見た目や書き方は変わっていますが、本質は何も変わっていません。
図面のルールや表現方法などは古い図面を見ても、ほぼ今の図面と同じです。
本当に時々良く判らない記号が出てきたりする程度です。
まあ、それだからこそ今でも変わらずに建物を建てる事が出来るのですが。
しかし木造建築などになると勝手が変わってきます。
大工さんが独自で作成する「木割図」と言うものは特殊です。
おそらく自分が見ても大まかな内容はわかると思いますが、細かい部分までは理解できないと思います。
まず寸法の単位からして「mm・m」ではなく「寸・尺」の世界ですから。
でもそのような図面を現代でもきちんと理解し作図できる人もいる。
こう考えるとやはり基本は木造だなーと思います。