久々に熟睡して、朝起きると8時位。
友人はすでに仕事に行っていました。申し訳ない。
起きて友人の奥さんに朝の挨拶をするとなんと!朝ご飯の用意をして下さってる!
宿代払ってないのにこんなにしてもらって良いのでしょうか?
しかも手作りのパン。
フランスパンの系統のパンみたいですが、堅いパンが好きな自分には丁度良かったです。
その後両津港まで行ってレンタカーを借り、島内観光開始です。
ちなみに車はマーチです。
元々どこを廻るか決めていなかった今回の旅行。
せいぜい宿根木に行きたいと思っていた位です。
前日に友人からお勧めを聞いて、後は適当に廻ろうとなりました。
最初は佐渡の中心を通っていて、佐渡の最高補を通る「大佐渡スカイライン」を通り佐渡の金山へ行こうと。
この大佐渡スカイラインというのは単純に言えば峠道なのですが、なかなか整備されていて走りやすいです。
途中の展望台からは佐渡の南半分が望めます。
ここから見ると東京23区の約1.5倍の大きさが有ると言う佐渡島ですが、それ程大きくは感じられません。


展望台で一休みした後は佐渡金山を通って相川へ。
始めは金山も観に行こうと思ったのですが、金山だと砂金取りが出来ない事と、再現している人形がリアルすぎて怖い為夢に出てきたら嫌だと言う理由でパス。
時間的にも見ていると厳しいかなと思いましたので。
金山の近くに奉行所の建物も有ったのですが、今回は建築旅行で無いですし、今日の目的地の中に宿根木が含まれているのでこれもパスして相川へ直行。
相川へはお昼ご飯を食べに行く予定になっていたのですが、時間が早かったので行く予定の全然無かった尖閣湾の方へ。
一応観光地になっていたので行ってみるかなと。
尖閣湾へ向かって海沿いの道を走っていると、なにか気持ちの良さそうな入り江が。
特に予定を決めている旅でないのですので、車を止めて降りてみる事に。
どうやら地元の人の海水浴&バーベキュー場になっているらしく、結構な人がバーベキューをやっていて子供などは海で泳いでいました。
数人大人も泳いでいましたが、その目的はさざえなどの様です。
まあ、この位の密漁なら日常茶飯事なのでしょう。

海は写真の通り綺麗なのはもちろんで、これは佐渡についてからずっと思っていたのですが匂いがしません。
良く海の近くに行くと「潮の匂い」というのがしますが、佐渡についてからずっとこの匂いを感じません。
相方が約1月程前に奄美大島に行ってきたので「潮の匂いした?」って聞いた所「しなかった」とのことなので、本当に綺麗な海(水)は潮の匂いすらしないのかもしれません。
ついでにここではTVで紹介されていた珍しい岩も有りました。
全然観光スポットでは無いのですがかなり楽しめました。

そのまま尖閣湾へ行こうと思って近くまで行った所、ついさっきまで見ていた海と変わりが無かった為、手前から写真を撮っただけでお腹も空いてきた事ですし相川へ向かいます。

途中公民館で「無名異焼」と言う佐渡独自の陶芸の展示会をやっていたので、もし良い夫婦湯呑でも有ればと思い覘いたのですが残念ながら有りませんでした。
その公民館から近くの所に友人から教えてもらった寿司屋「りき寿司」が有ります。友人曰く「佐渡で3本の指に入る」お店らしいです。
友人がお勧めする通りネタが新鮮でとても美味しかったです。
出来るならば夜にゆっくり訪問する事をお勧めします。
お昼を食べたら今回唯一決めていた目的地の宿根木へ向かいます。
そのまま行くと時間が余ってしまうので、友人夫婦が「砂金」を取っていて何気に面白そうでうらやましかったので丁度宿根木への通り道だと言う事も有り砂金も採りに行く事に。
途中海沿いの道を走っていたら「七浦海岸」と見えてきたので、とりあえず停めてみる事に。
案内を見てみたら「夫婦岩」というのが有りました。
地図を見て知っていて「出来れば行きたいな~」と思ったので写真撮りまくりです。
10年程前に伊勢神宮の近くの夫婦岩を見ているので、夫婦岩と名の付くものには敏感です。


七浦海岸の土産物屋を少し覘いた後は、砂金取りの出来る「西三川ゴールドパーク」へ向かいます。
途中も車窓からは綺麗な海と島ならではの町並が見え気分良く運転です。
砂金取りは有料で30分600円位です。
最初案内のおばちゃんに採り方を教えてもらい、後は自力で採って行きます。
原理は金が砂の中に混ざっているのですが、砂より金の方が比重で5倍位重いので水の中でゆすると金が砂よりの下へ沈んで行きます。そして金が沈んで砂だけになった上部の砂を水に流し、ざる(容器)の底に残った金を採取する。こんな感じです。
原理ややり方はわかるのだけど、これが結構難しいです。
上手く水の中で砂全体をゆすらないと金が下に行かないので、このゆすり方のコツをつかむまで時間が掛かります。

30分程で相方と自分それぞれ7.8粒位採れましたが、なかなか良い方みたいです。お互い結構熱中していたみたいで、30分はあっという間でした。子連れの家族などはとても楽しそうにやっていました。まあ、考えてみたら子供にはとてもはまると思います。
予想外に楽しかった砂金採りの後は、本日唯一の目的地宿根木へ。
宿根木は要は江戸時代に船の中継点として栄えた場所で、建物などもその造船技術を利用して建てられており、現在もその街並みが保存されている場所です。
自分自身建築が専門と言うのも有りますが、単純に京都や奈良・山口の萩・金沢などの城下町の雰囲気や路地、それも木造住宅で形成された路地が好きなので是非行きたい場所でした。
着いた時間は丁度夕方で、町に夕日が差し込む様がとても美しい時でした。


船の町なので入江の近くに有る集落なのですが、その入江も今まで見てきた入江とはどことなく違く感じます。昔船をつないだと言われる石柱も有るし。
その入江に流れる川に沿って集落は形成されています。
全て木造で有り、その端々に一般の木造建築の技法で無く造船技術が用いられています。




この集落が素晴らしいのは、現在もその集落で生活が営まれていている事です。
その為、各家は綺麗に保たれており、玄関廻りにも花などが有りとても気分が良くなります。
子供達もとても純粋そうに育っており、久々に子供らしい子供を見た感じです。


時間も17時を過ぎているので後はゆっくりと友人宅へ帰る事に。
夕日が綺麗な為、出来るだけ海岸線を走る道を選んで帰ろうと。
途中適当に車を止める場所が有れば立ち止まり夕日の写真を撮ったり、まったりと眺めていたり。



途中佐渡で一番栄えている場所を通った時に、TUTAYAや牛角など知っている店を見て何か不思議な気分になりました。
もし自分が移住しても暮らしていけそうな。


丁度約束の時間通りに友人宅へ着くと、すでに友人は仕事から帰宅していて奥さんと一緒に夕食の準備をしてくれていました。
料理は佐渡の地物を使って一手間掛けてくれた料理です。
・鯛のホイル焼きイタリアン風
・アボカドサラダ
・甘エビソースのパスタ(ペンネ?)
・ムール貝
など
どれもとても美味しく、相方と完食しました。
奥さん自身が料理が好きみたいで、とても作り慣れた味に感じられ気分的にもとても満足です。
その後は料理を肴に酒を飲みぐっすりと寝ました。
2日目は結構な距離を走ったのですが、元々長距離運転と峠道などにも慣れている為かそんなに時間も掛からなかったし、疲れもしなかったです。なんだかんだ言って約1時間ごと位に休憩をしていたからだと思います。
ただ、やはり佐渡は車で無いと観光は厳しいと思いました。
いいね。自然がきれいで。
宿根木の町並みもいいですね。
海沿いの日本の木造建物なんかは、
外壁の痛みがあればすぐ取り替えやすくするために
純粋に縦板張りをすることが多いです。杉でしょう。
ここもその様ですね。以前いった直島の町並みは
表面を火で焦がしている板を貼っていましたよ。
しかしながら、1階と2階の箇所の板の見切りは
水入るでしょ!と思ってしまうけどどうなってんだ?
と同時に、玄関の上の綺麗な出窓風の欄間窓って
俺は初めてみる意匠です。
独特な風土に立つ建物って相当面白いよね。
試験どうだった?
キレイな写真だね
佐渡に行ってみたくなりました~
>>kagamiさん
確か卒論関係で佐渡行ってなかった?
縦板貼りはそういう理由が有るんだ。知らなかった。
確かに昔の建物は風土の影響が一番出るからね。
今度詳しく教えてね。
玄関の上の欄間窓はいろりなどの煙の排煙用みたい。
どこかに書いてあった。
当時はこの窓の大きさに依って税金(年貢?)が違ったらしい。
見切りはそれこそ船職人の技が光っているのでしょう。
さすがに断面は解らなかったよ。
試験?落ちたよ。たぶん。
>>ティンクさん
綺麗でしたよ。
やはり日本はまだまだ見るべき所が沢山有るって実感したね。
ティンクさんの田舎も、旦那さんの田舎も沢山綺麗な所が有るし。
いつかは行きたい所です。
佐渡と言わずに、ゆっくり旅行行きたいね。