金融腐蝕列島

金融腐食列島-高杉良
ISBN:978-4041643068
何を思ったのか急にビジネス小説が読みたくなり、たまたま100円コーナーで目に付いたこの本。何故かタイトルに覚えがありました。昔TVか何かでやったのかな?
ここらあたりの本を読もうと思った時に、今回の高杉良と山崎豊子が思いつきました。山崎豊子は「白い巨頭」「不毛地帯」などで有名です。ただ山崎豊子の本は長編で3冊とか5冊で一作品となっている事が多い、そして僕はブックオフの100円コーナーで仕入れる。そうなるとなかなかまとまって買うことが出来ないので、せいぜい「上」「下」の2冊組み位までが多くなってしまいます。バラで買って歯欠けの様に欠巻があるのは悲しいですし。
また高杉良は少し前に「ザ・ゼネコン」と言う本をタイトルだけに惹かれて読んでいたので手を出しやすかったのもあります。
内容としては40代の銀行マンの話。一応時間を追って書かれていますが、話自体は章ごとにまとまっておりその部分だけでも有る意味完結しています。まあそれぞれの章に関連はあるのですが、全体を通して読まなければ話が分からないという類の本ではありません。
元々このような世界は興味が無いのですが、一応社会人として少しは知っておこうかと。小説で勉強するのはどうかと思いますが。
多分自分がこのような世界に触れる事は無いと思いますが「このような世界がある」という意味では参考になりました。
それにフィクションですが参考にしている事実の事柄が有り、政界の名前もそれなりに実名で出ているので、その当時は子供で全く理解出来なかった事のちょっとした裏が分かって楽しめました。