寝る場所

これは個人的な癖なのかも知れないし、建築を始めた初心者が陥る事なのかも知れないが、プランを考えている時に寝室を一番良い所に持ってくる事が多い。
しかし考えてみるとそれが正しいとは限らない。
一昔前の寝る場所とくつろぐ場所が同じ部屋だったら正しいと思う。しかし現代では基本的にそのような考え方はしない。
各部屋の面積を減らしてでも用途別の部屋を区切る様になってきたし、特に寝室に関しては小さくても独立した部屋を設ける様になっている。
そのような流れの中寝室が一番良い場所に有るのが正しいのか?
答えはNoだと思う。
一番良い場所は一番長くいる場所に与えるべきで、それはくつろぐ場所だと思う。
単純に時間だけで見れば寝室が一番長い時間いるが、意識があっている時間は短い。
特に寝室からの景色を考えながらプランをしている時など、意味がわかっていないと滑稽になる。
一生懸命窓からの景色を考えているが、その景色は寝る時、すなわち夜に窓から見えるのか?
極端な話、寝室なんて窓も何も無い布団が敷けるスペースだけが有る箱でも良いのかもしれない。
家・部屋・暮らしの考え方は人の数だけ有り、それに設計者の数だけ乗算される。
どれが正しいと言う事を論議する事自体が間抜けな事で有り、意味がない。
ただ設計者としてはそのことを自覚はしていなければならないと思う。

この記事へのコメント

  1. 俺の一番の場所はやっぱりリビングだな~。
    だって寝室は寝てるから記憶ないしね(笑)

  2. >>なるみんさん
    リビングってTVの有る部屋?
    あそこは基地化してるでしょ。
    多分このまま行くとどんどん進化して行きそうだよ。
    でも寝室も和風で良い感じじゃない?