建物が竣工した時は写真家に頼んで撮影してもらいます。
竣工写真というやつです。
一般的には撮影した写真を冊子にして、施主・設計者・施工者に渡します。
竣工写真については建築家ごとに考え方があると思いますが、現在の事務所では撮影アングルを指定します。
しかし将来自分が独立して竣工写真を撮ってもらう場合、基本的に写真家に任せるでしょう。
自分の場合はもう頼む写真家が決まっていて、その写真家のセンスに信頼をおいているので、プロが決めたアングルの方が自分で考えるアングルより良いと思うからです。
また、建物というのは基本的に建ってしまったら説明せず、在るがままで勝負するものだと思います。
竣工した状態・使われている状態、それらを見たそのままの感想が一番正しい評価ではないでしょうか。
あるアングルからは良い空間だけど、それ以外のアングルからは良くない空間というのはよくあることです。
もちろん実際に入って良い空間であるのを造ることはとても大変です。
しかし基本的にはそれを目指していかないといつまで経っても成長しないと思います。
目標としては、モノクロで勝負できる空間を造れればと思います。