現代建築

長い間「自分はどんな建築をしたいのだろうか?」と考えてきました。
用途・構造・思想・形態など色々な切り口が有ります。
建築家としてスタートする時は木造で住宅からスタートしたいと思っています。
住宅は建築でないと言う人もいますが、自分にはやはり建築の基礎は住宅だと思います。
ただしそこで伝統的な木造住宅を造りたいのか?と聞かれると答えはNoです。
もちろん木造住宅の良い所は取り入れます、しかしどこかに現代建築を取り入れたいのです。
現代建築とは?と聞かれると定義は難しいです。
モダニズム・ポストモダンの流れを汲む建築ですが、多様化している現代ではまだこれという言葉は無いと思います。
例えば屋根。
木造建築だから三角屋根とはしたくないのです。
陸屋根が現代建築だとは言いませんが、その屋根形態にも思考が入っている事が必要だと思います。
もちろん造形的にも納得が行く事が必要です。
現代建築をやっていくならば木造だけでなく、鉄骨・コンクリートも必要です。
自分自身木造に執着があるわけでは無く、用途・形態によって材料を使い分けられればと考えています。
ただしどの構造形態を採用しても、そこに伝統建築の思考が入っていて、その上で現代建築の思想が入っている建築をしたいと思います。
その為にはまず歴史を学び知識を得ないといけません。その上に新しい思考は成り立つのですから。

この記事へのコメント

  1. 伝統木構造(特に民家)にすこし足を踏み入れれば、その奥の深さの計り知れなさに驚くと思いますよ。一言で言えば、自然に逆らわず優しい作りを総合的にしていると思います。実に日本的です。
    お米がお金だったからそんな構造になったのかもしれませんが、地産地消の精神と同じ村の相互扶養の精神、土地ごとの風土の歴史の蓄積がそれぞれの地域独特の伝統木構造や道具・職人形態・町の制度につながっているんだとおもいます。そういう建物を扱うときにもはや設計士の主観が入りようのないところが少しどうしようかという悩みどころですが・・・。
    その心さえわかれば、現代建築風の家にも大いに応用が利くので、そこに木造の建物として輝くものが見出せると思います。
    木造である家である以上、RCや鉄骨のほうが効果的にできる形なのに、安くするためだけの木造にはしてはいけないといつも自分は思っています。というか昔の事務所のトラウマです。
    とかいって自分もまだまだオコチャマです。
    全国的・世界的な全体ももっと知らないといけないし
    同じ地域にずっといないとわからないこともあるので
    その辺がジレンマです。

  2. >>kagamiさん
    木造をやるのだったら、伝統木構造からやらないと考えています。
    というか、民家もそうだし、寝殿造り、数寄屋造り、城、茶室など総合的に学ばなければならないと思います。
    学ぶと言っても、意匠的な事はもちろんの事、材料・構造・施工とそちら側を知らなければならないと思います。
    日本は島国だった為か、地域で完結している建物です。
    君が言っている通り、地産地消の考えです。
    あれだけ大きな城も同じ考えで地産地消です。
    正直言って設計士の自分が言うのもなんですが、意匠建築というのの存在を考えます。
    意匠と言うのは見た目をコントロールするのではなく、計画や環境・総合プロデュースだと思います。
    住宅の場合はその度合いが特に大きいと思います。
    それだからこそ磯崎新は「住宅は建築でない」と言っていると思います。
    逆にああ見えて色々人間に厳しい建物を建てている安藤忠雄が「住宅は建築の基本」と言っているのも解ります。
    戸建て住宅の設計に対し、現代建築の考えを取り入れるのが一番難しいと思います。
    大規模な建築は自然と現代建築になっていくと思いますので。
    構造形式によってコストを決めるのは本当にナンセンスだと思います。
    本格的にやったら木造が一番高くなると思うし、RC・鉄骨も詳細を突き詰めていったら変わってきます。
    と言っても自分は全然知識が少ないです。
    木造については君に講義を頼みたい位です。
    鎌倉行った時は色々教えて下さい。
    何時になってもオコチャマだと思います。
    逆にその気持ちが無いと成長しないと思います。
    今の時代一人で色々やっていくのは大変だと思います。
    仲間同士で力を合わせて研究が出来れば良いなと考えています。
    近い内に良い企画を提案出来ればと企画しています。
    その時は協力してね。

  3. 住宅は儲からないから、いろいろ先を考えておかないと大変なジャンルですね。
    というのと自分はこっちの世界にどっぷりつかっているので、現代建築といわれてもその基本的思想がわかりません。なんか、とても漠然的で包括的な意味合いでしかないように思っていました。ただ単に「最先端の建築」みたいな。
    教えてね。