点と線 - 松本清張
ISBN:978-4101109183
推理小説の金字塔として有名な「点と線」。鉄道トリックが有名との事です。
読書の習慣が付いたのが、小学生の頃に読んだ江戸川乱歩。その後は赤川次郎、西村京太郎、シャーロック・ホームズ、アガサ・クリスティなどと推理物や探偵物で面白かったからなので、推理物は大好きです。しかし何故か今までこの本は読んだ事がありませんでした。多分、古いイメージとドラマなどでの松本清張のイメージが原因だと思います。
先に「砂の器」を読み面白かったのと、たまたま手にしたので読んでみました。
イメージしていた最近の華やかな、スムーズな進行と違い、刑事の苦労「足で解決する」と言うのが伝わってくる内容です。最近のはトリックの解決などに主題を置いている物が多いですが、こちらは犯人逮捕へ主題を置き、トリック解決はその過程に感じてしまいます。
推理小説として有名ですが、感想としては推理と言うよりサスペンスに思います。謎解きを楽しむよりも、主人公の苦労・行動・考えなどを一体化して楽しむ感じです。
最初のイメージではもっと難解で長いと思いましたが、実際にはそれ程長くなく中編くらい。早い人なら1日掛からないし、数日の通勤時間で読み終わると思います。特に堅苦しく無く、続きが気になる状態になるので、時間は短く感じると思います。
「砂の器」「点と線」と面白かったので、次に読む作品が良かったら松本清張にはまるかも知れません。
作品数が多いから助かります。