建築をしていると毎回新しい事に出会います。
住宅を造るにしても、住む人ごとに考え方は違うし好みも違います。
もちろんこちらの住宅に対する考え方もあるので、毎回自分の住宅に対する考え方が正しいのかを自答自問します。
特にまだ修行中の身ですから、技術的な事、知識、考え方など日々勉強です。
住宅以外にも建物の用途が違うだけ考え方があります。
小売ショップ、スーパー、デパート、病院、老人ホーム、学校、公民館、図書館…挙げていったらきりがありません。
その用途ごとに基本があり、大前提の考え方があります。
それらをまず自分で理解して、その上に新たなものを加えなければいけません。
現在やっているスーパーの設計も初めての事です。
商品陳列の方法やレジの位置、全体のレイアウト、壁面の構成、どれをとっても新たに学ぶ事です。
学ぶ方法で一番早いのは実物を見ることです。
今までに行ったスーパーを思い出し、身近に在るスーパーを訪ねます。
また、青山の紀伊国屋や六本木の明治屋などの有名店なども見て回ります。
今回はスーパーで男性一人が入ってもあまり違和感の無い用途なので見学するのも苦労しませんが、これが化粧品を扱う店や婦人服、アクセサリーの店とかの場合は大変です。
実物を見るために銀座や青山などの有名店に行こうと思っても男性一人だとなかなか入りづらいです。
頑張って入っても即座に店員に変な目で見られます。
実物を見て、資料を集め読み、スケッチをして確認する。
この繰り返しで設計を進めていきます。
その途中には今までの考え方が本当に良いのか?新しい考え方が必要でないのか?などの検討もされます。
もちろんそれらは仕事であって、研究でないので期限も決まっています。
その限られた時間の中で、出来る限りの知識を得て、それを設計に反映させなければなりません。
また、建築の場合建物の事だけじゃなく、デザイン、文化、思想など多方面の知識を必要とします。
このように考えると学ばないといけない事はたくさんあるなーと思います。
「知識を得れば得るほど、自分が知識が無いことを知る」と言いますが、痛感する毎日です。