材料の特徴

物を作る時は材料が必要です。当たり前ですが。
建物を作る時はそれこそたくさん色々使います。
日本の総二酸化炭素発生量の1/3は建設業ですし。
しかし設計者としてその材料の特性をしっかり把握しているのかな?と思いました。
丁度LCC(Life Cycle Cost)やアフターメンテナンス基準や長期修繕計画を作成しているのでその辺りの根拠が必要なので。
設計時に色々な仕上げを提案するけど、その根拠は殆ど見た目だと思う。次にコスト。
恥ずかしい話しだけど、メンテナンスのしやすさなどはあまり気にされていないと思う。
そもそも設計者でも知らない人は多いと思う。
材料を選ぶ際に影響するのは
・見た目
・造りやすさ
・コスト
・性能
・メンテナンス方法
・耐久年数
・補修方法
・長所、短所  など
の根拠があるのですが、建物を造る前までは見た目やコストに目が行き、建てた後はメンテナンス方法や耐久年数、補修方法に目が行きます。
当然ですが、施主は設計者にそこら辺も先に考慮に入れて選択したと思っています。しかし実際はそうでない場合が多いと思います。
恥ずかしい話しですが。
そんな事も思いながらこれから色々資料を集めます。
ついでに良い情報有ったら教えて下さい。

この記事へのコメント

  1. ん~。二酸化炭素排出ってのは、微妙なポイントですね。
    材木の場合、その観点でいくと国産材を使うと外国材より1/10に減るらしいです。メーカーは国産材を優先する方向性が見えてくると思うが今後のコストと需要の関係で、一般ユーザーから言えば今のところ大きなポイントではないと思われるから。エンドユーザーの意識の問題というところだとおもうが、この辺も配慮して社会的な立場として提案してみる必要はある。日本林業の復活の兆しかもしれません。
    材料選択の各ポイントについて。
    事務所としての方針(住宅としたとき)を説明します。それを踏まえてお客さんの主観を折り合わせます。その上でコストコントロールします。
    【事務所の方針】
    性能、見た目(本物が出す風合い)、長所、短所
    【お客さんの希望としてのご意見】
    見た目、耐久年数(たまに聞かれるかな)、性能
    【希望を聞いての判断】
    補修方法、メンテナンス方法、
    お客さんの希望をきての感覚的に判断できる長所、短所
    【提案とご希望のすり合わせで】
    コストと工法をチョイスする。ある程度性能が見込める仕様として、見積もりを出しておく。第一回見積額提示から予算オーバーと判断できれば常にVE案をストックしておき、VEリストを作っておくその場でランクをつけてVE案をを出すと、大体は現実的な意味で希望とコストのバランスが理解してもらえる。材料のグレードと職人の作業人工ぐらいまでコストの根拠もできる限り説明してやれれば、納得できないお客さんはほとんどいないと思います。
    この時点で「仕様は下げないけど、金額は下げたい」となるお客さんは厄介です。困ります。結果的に工務店を泣かすことになるので基本的に誠意をもって見積もりを厳密に査定していることと職人を泣かせるような減額は極力さけることは伝える。
    お金を安く済ませたけど、後味の悪い竣工を迎えると、後々の瑕疵の責任問題に陥ったときに、ただ単に「憎しみ」だけの主観で、全て責任を負わせたり負わされたりになると最悪なので。竣工したときに納得のいく金額の買い物ができたと思ってもらえるこために、場合によっては遠回りの選択をしてしまいます。
    長々しつれいしました。

  2. 色々とたくさん意見を出してくれてありがとう。
    いつも大変役に立つし、考えられるので助かっています。
    このような会話が広がっていけば良いなと思いながら書いています。
    木材については二酸化炭素の排出量だけで言えばその通りだと思うけど、安定した生産量・森の管理・林業の後継者などまだまだ課題がたくさん残っていると思う。
    もちろん国産材を使うのが理想だけど、まだまだハードルは高いと思うよ。うちらでさえ高いと言うイメージ有るし。(間違った知識かもしれないけど)
    材料の選定ポイントはそのやり方になるよね。
    ただうちの場合は見た目だけが優先されているような…
    所長がゼネコン設計部上りだから積算などの部分は他の部署がやっていた為、そこらへんのコントロールが弱いのだよね。
    自分はずっと個人事務所だからそういうのも全部設計事務所がやるものとしてきたからそのギャップで少し戸惑いは有る。
    もちろんどちらが良いかは明らかだから、細かく考えるのだけどね。
    一番難しいと言うかイメージしてもらい辛いのは、最初の見積を出した時の施主の仕上げイメージと現実の金額と言う開きの部分だね。
    施主は色々雑誌などで情報を得て、打合せを繰り返して図面も出来て、概算も聞いた上で出てくる見積が概算と合わなかった時に初めて現実に引き戻されるからね。
    打合せ段階で細かくコントロール出来れば良いけど、なかなか盛り上がっている施主を理解させるのは難しい部分でも有る。
    でもさすがと言うか事務所の方針なのか、人工や手間までをきちんと理解して説明出来るようにしているのは施主には解り易いよね。
    人工とかは設計事務所でさえなかなか理解してくれない困った所も有る位だし。
    「仕様は下げないけど、金額は下げたい」は基本無理!
    どうしてもって時は他の部分で下げてもらう。
    造る方も遊びじゃないからきちんと利益が出るようにしないとね。そうじゃないとやくざになってしまう。
    それも有って工事が始まってからは契約金額から出ないようにしたり増減のコントロールはするけど、
    意味も無く減額を認めさせる事は個人的にはしません。それは頑張った現場のボーナスと考えています。
    後味の悪い竣工は避けたいね。
    ただいままさにその真っ最中。もう2年続いているよ。
    まさに「憎しみ」が渦巻いている…
    今度飲んだ時にでも聞いてちょうだい。