幽霊人命救助隊

幽霊人命救助隊 高野和明
一瞬「ん?」ってなるタイトルだが、読んでみると内容と一致している。
救助隊とか書かれると戦隊ものをイメージしてしまい幼稚かと思うが、いやいや凄くしっかりした内容。
内容自体はとても真面目で現代社会の問題を掘り下げているが、それをシリアスにならない様に気をつけて書かれている。
しっかりメリハリがあるから不快にもならないし、読み手に喜怒哀楽を感じさせる。
救助しなければいけない状況になった原因やその方法が一番作者が伝えたかった事だと思うが、個人的には二番目に伝えたかったであろうそのチームプレイに惹かれた。目標に向かって一生懸命・損得を考えずに進む姿、そこまで辿り着く困難など。どれも日常生活につながる些細な事だけど大事な事。
ちょうど自分がチームで動いている状況があるので、この様に上手く行くと良いなと思いながら読んだ。
前から言っているが、作者:高野和明の作品は外れがない。