村上朝日堂

村上朝日堂
ISBN:4-10-100132-4
村上朝日堂の逆襲
ISBN:4-10-100136-7
最新作「1Q84」でまた注目を浴びている村上春樹の短編集。初期の作品です。
デイリーアン?日刊アルバイトニュース?どの名称が一番伝わるのか判りませんが、雑誌の連載をまとめた物です。
殆ど2頁で1話の形態で書かれています。文章もとても簡潔に書かれていて、長編小説での文体とは全然違い読みやすいです。
好き嫌いをはっきりと言い、かと言ってその書き方は最低限のラインを守りながら読み物として楽しめる文章になっています。
小説の時のように比喩を使って隠れた意味を含むのではなく、単純に物の考え方を著者の言葉で伝えているので、読む方としても色々な考え方の一つとして接すれば良いのでは。まあ「村上春樹」というブランドの導入としては入り易いでしょう。もちろんこのようなエッセイではなく、小説から入っても楽しめますが。
色々見てみると村上春樹は結構短編も書いていて、小説とは違った感覚で楽しめるので発掘していこうと思います。

この記事へのコメント

  1. >>kagamiさん
    タイトルの場合は躊躇するけど、作家の名前やタイトルで「聞いた事が有る」とか、とても名前が有名だけど読んだ事無い本とかに飛び込むと新しい発見があって面白いですよ。この本もタイトルではなく作家の名前から入ったし。
    『走ることについて語るときに僕の語ること』は最近文庫になったことで知りました。多分率先して読む事は無いと思うけど、古本屋で100円で売り出したら間違いなく手に入れて読むでしょう。
    最近読んでいる本は殆ど100円で購入です。
    村上春樹はウルトラマラソンやトライアスロンなどもやるみたいですが、普段もTVを観なかったりと基本的に「自分のペースで生活」する人みたいです。変わっている人と見られるみたいですが、とても自制心のある人だと思います。もちろんストイックでしょう。