自分自身建築家を目指していますが、やはり目標や参考とする建築家は沢山います。
本日はそれをまとめていきたいと思います。
(全て敬称略です)
・ 丹下健三
言わずと知れた日本建築界の大御所。
自分自身はリアルタイムでないので直接的な影響は受けていないですが、丹下健三の影響を受けた建築家から影響を受けているので結果的に丹下氏の影響を受けている事になります。
個人的には造形的な部分は自分の好みに合わないので参考にならないのですが、プロポーションに関しては好み抜きに抜きん出た建築を多く残していると思います。
・ 磯崎新
この人の場合は作品に影響を受けたと言うより、理論で建築を語る方式に影響と言うか参考と言うか学ぶ物が多いと思います。
基本的には丹下健三の弟子ですので逃れられないですが、丹下氏のプロポーションと同じ物を感じます。
「住宅は建築でない」と言い切る所などは自分と完全に真逆を行くので直接的な影響を受ける事は無いと思いますが、建築と写真・建築と文章などの関係性は影響を受けると思います。
・ 谷口吉生
現在ではあまり前面に立って出てくる事はないですが、最近ではNYのMOMAの増築で知られています。
この人の建築は後述する槇文彦氏と同じく「上品」な感覚を覚えます。
それはディテールが破綻無く全体へと昇華出来ているからだと思います。
この人の建築には秩序が有り繊細さが有ると感じています。
なかなか資料が少なく参考にする事が出来ないですが、理屈抜きに好きな建築を造る人だと思っています。
・ 槇文彦
代官山ヒルサイドの設計者として建築を知らない人間にも無意識に影響を与えている建築家だと思います。
先の谷口氏でも述べましたが、槇氏の建物は「上品」「繊細」「破綻がない」と思います。
また構造形式にとらわれず、様々な引き出しを持っているのでとても参考にする物が有ります。
特に鉄骨造のディテールに関しては理屈抜きに学ばなければならないと思います。
一度生でその姿を拝見する事が出来たのですが、作品と同じく上品な方でした。
事務所が近い事も有るので、無謀ですが一度訪ねてみようと思います。
・ 安藤忠雄
自分の一番好きな建築家でしょう。
髪型はバカボンのパパみたいですがストイックな建物に憧れを感じます。
系統的にはルイス・バラカン、リカルド・リゴレッタと同じ物が有ると思いますが、完全に自分のスタイルを確立しています。
・ 伊東豊雄
昔は好きでは有りませんでした。なんか女性的な感覚がしたので。
しかし「仙台メディアテーク」から現在への建築を見ていると完全に自身の中の建築感が変わったと思われてとても興味深い建築を造ると思えてきました。
独特な構造形態を取る事や、細胞を思わせるような断面形態は興味をそそられる物があります。
最近では安藤氏に続く感じで世界に進出しているので現在の建築感がどのように収束していくかが楽しみです。
・ 板茂
恐らく日本よりも世界で評価を得ている人だと思います。
紙を構造体に使用したりして、素材・構造から意匠的な部分を攻めていてOnly oneな存在だと思います。
この人の建築は発表する度に新しい視点をもたらしてくれるので、決して逃してはいけない存在だと思います。
・ 山本理顕
とてもシステマチックな建物を設計する人だと思います。
学校・工場・集合住宅などを得意としていると思いますが、なにげにその懐の広さに魅力を感じます。
この人のシステマチックに建築を考える手法や造形には知らない内に影響を受けています。
それは基本的に自分が好きな建築を造っている人だからだと思います。
・ 隈研吾
建築を始めた当初はとても好きでした。この人の使う材料の素材感が自分の感性に合っていたので。
しかし、途中から嫌いになりました。それは節操なく様々な物を造るからです。
汚い言葉ですが「下品」と思う時も有りました。
しかし建築を長くやってきてその中身が解るようになってくると、再度この人の凄さややりたい事が解ってきて好きになってきました。
有る意味今一番自分が注目している建築家かもしれません。
・ 千葉学
上記した建築家達と比べると若手ですが、組織設計事務所出身でその抜け目のなさを感じる建築は好きです。
イメージ的には堅い建築を造ると見えますが、文章などを読むと柔軟な発想で建築を造り上げて行く人のようです。
作品は集合住宅に多いですが、今後どの方向に進んでいくか動向を注目しています。
・ 岸和郎
最近何故か余り名前を見かけませんがこの人の住宅関係が好きです。
特に鉄骨を使った建物はディテールが綺麗だと思います。
この人の大きい建物は出て来ませんが、住宅などのスケール感はとても自分の感覚に合っているのだと思います。だからこそ好きなのだと思います。
この様にまとめていくと、やはり自分の好きな作風や形態が解ります。
完全にモダニズム建築です。
ここに上げた以外の建築家も含め、色々な建築家を参考にして精進していこうと思います。
自分は感覚的にはガウディ。
コルビーのロンシャンの教会も好きですね。
一言で言うと、地方にある建築のほうが好みです。
ピーターズントーなんかもなんとなく好きですね。
谷口さんの法隆寺宝物館のアプローチも楽しいですね。
ビル系はどんなにがんばっても風土が現われないので
興味は薄れます。ハイテクの象徴に見えます。
しいて言えばNYのクライセラービル。
クラフト感が多少のこると認められる最後のビルかな?
好きなものだけいうとこんな感じ。
つまり土着的なやつが好きですね。
好きな建築家だけでも、
建築スタイルと性格が見え隠れしそうですねん。
>>kagamiさん
自分は海外の人は余り行かないなー。
一応数人は有るけど。
土着的な建物と言う考えはとても解ります。
安藤忠雄はそれを独特の感覚でやっていると思うし、槇さんのヒルサイド関連はまさに土着だと思う。
でも時々周りを一切無視したような建物も好きになるからなー。
確かにスタイルと性格は解るような気がする。