電波障害

いきなり電波障害と言われてもよく解らないと思いますが、マンションなどである程度の高さの建物が建つ事によってテレビの電波を遮断してしまって映りが悪くなる事です。
今日はもし自分の家でそのようになったなと思ったらすぐに行動を起こした方が良いというお話です。
場所など条件にもよりますがだいたい4階以上の建物を建てると発生します。
まあ、テレビ電波が来る方角(東京周辺だと東京タワー)に高い建物を建てれば電波が遮断されて映らなくなるのは当然ですが。
建物を建てる時は当然事前調査をします。
そのような事を専門に調査してくれる業者がいて、電波障害が発生する家をピックアップしてくれその対処方法もアドバイスしてくれます。
しかしどんな業界も同じだと思いますが、出来るだけ出るお金は押えたいです。マンションなど大規模な建物を建てる場合の建築主は殆どが企業なのでその傾向は強くなります。
自分の建物を良くする為(自分の為)にはお金を掛けますが、周りの為にはお金を掛けたく無いのが殆どです。
なので電波障害を対応するのは出来るだけぎりぎりにする傾向があります。幸いと言うか電波は目で見えないので、当事者が「テレビの映りが悪くなった(電波障害が起こった)」と声を上げないと気づかないのが現状です。
それまでは殆ど対応してくれません、というか気づかないのです。
事前調査をしても「予想」であって確実ではないので行動を起こさないし、わざわざ自分から仕事を増やすような事はしません。
このような状況なので万一自分の家が電波障害の影響を受けているなと思ったらすぐに、役所とその可能性の有る工事現場に連絡をした方が良いです。
それでも対応が完了してちゃんと映るようになるまでに数ヶ月掛かる場合も有ります。それに工事が終了してからだと満足な対応をしてもらえるかが疑問になります。技術的な理由が強いですが。
工事中なら色々な職人さんが現場にいるので工事も材料さえあればすぐに出来ます。また近隣用の共同アンテナを建物の屋上に建てることはすぐに出来ます。しかし竣工してからだと職人の手配も難しいしどうしても対応は遅れます。しかも構造偽装問題の影響で屋上にアンテナ基礎1つ追加するにも構造はどうだなどど役所(国土交通省)がうるさいですから。
時々「苦情を言っても1人だから相手にしてもらえずに、良い様にあしらわれるのでは?」と考える人がいますが、通常ならちゃんと対応してくれるはずです。
建物を建てる時に役所に確認申請を提出するのですが、その時に役所から「電波障害が発生した場合はきちんと対応する」と言った旨の書類を提出するのが殆どです。
なので苦情を言うときは工事現場だけでなく役所にも言った方が絶対良いです。
一応対応策ですが、
・電波障害を起こしている建物にアンテナを建てて、そこからケーブルで各家庭に配信する。(同軸ケーブルみたいなもの)
・近くに違う方向から電波が来ている場合はそちらの方向にアンテナを向きかえる。
・ブースターを使い受信能力を上げる。
・ケーブルテレビに加入する。
などです。
このうちケーブルテレビは対応後もずーっとお金を払う必要が有るので、出来るだけしません。一番多いのは建物にアンテナを建てる事です。
この電波障害、地デジになるとその影響がはっきりすると言われています。今までぎりぎり発生していなかった人が急に発生するかも知れません。(どうやらデジタルとアナログの電波波形の差らしいですが)
国が地デジにする費用で、日本全体にケーブルテレビを引けたらしいのですが地デジにしてしましました。
電波障害の対応している者としては全国にケーブルテレビを引いて欲しかったです。